CAT 5? 5e? 6? 6A? 7? / LANケーブルのカテゴリについて

どうも、有線LANの安定性には信頼を置いている
かずのこ(@KAZUNOKO_tech) です。

無線LANが普及し、昔と違いLANケーブルを繋がなくても
自由にインターネットに繋げる良い時代になりました。
ですが、無線LANはたまに不安定で、速度も遅い時ないですか…?
そんな時、頼りになるのが有線LAN
安定感もあり速度も出るので、
しっかりと通信をしたいときはやはり今でも有線LANは欠かせません。

そんな有線LANケーブルを見ていると、
同じ長さなのに値段が全然違ったり
CATやカテゴリーなどが記されていたり…

今回はこの辺りを解説していきたいと思います。


この記事がおすすめの方。

  • LANケーブルについて知りたい
  • LANケーブルのカテゴリについて知りたい
  • CATによる違いについて知りたい
  • 自分に適しているLANケーブルを見つけたい
目次

LANケーブルについて

LANケーブルは言わずもがな、
ルーターやPCなどと繋いで
インターネットに接続するためのケーブルですが、
同じように見えて実は現在約7種類のカテゴリ(CAT)と呼ばれるものに分類されています。
カテゴリ(CAT)5~8が現在の主流で、
基本的に数字が大きくなるにつれて
通信速度が早くなり、
伝送帯域は広くなります。

  • 通信速度……数値が大きいほど早い
  • 伝送帯域……数値が大きいほど
    一度に送れるデータ量が多い
  • 通信規格……LAN端子の名称。
    最初の数字が通信速度、
    真ん中が伝送方式、
    最後が伝送媒体

比較表

スクロールできます
カテゴリ(CAT)名称カテゴリ5
(CAT5)
カテゴリ5e
(CAT5e)
カテゴリ6
(CAT6)
カテゴリ6A
(CAT6A)
カテゴリ7
(CAT7)
カテゴリ7A
(CAT7A)
カテゴリ8
(CAT8)
通信速度100Mbps1Gbps1Gbps10Gbps10Gbps40Gbps40Gbps
伝送帯域100MHz100MHz250MHz500MHz600MHz1000MHz2000MHz
通信規格100BASE-TX1000BASE-T1000BASE-TX10G BASE-T10G BASE-T10G BASE-T40G BASE-T

カテゴリ(CAT)別詳細

それではここからはカテゴリ(CAT)ごとに
仕様などを見ていきましょう。

カテゴリ5 (CAT5)

1995年に認証されたCAT5
最大通信速度100Mbps
近年では遅い部類に入ります。
伝送帯域も100MHz
あまり大きいとは言えません。
光回線が主流になりつつある現代では
力不足であると言えるでしょう。

カテゴリ5e (CAT5e)

2001年に認証されたCAT5e
最大通信速度1Gbpsと、
前のCAT5の10倍もの速度が可能になりました。
伝送帯域はCAT5と変わらず
100MHzですが、
光回線が主流の現代でも対応でき、
一般家庭などでもよく使われているカテゴリです。

カテゴリ6 (CAT6)

2002年に認証されたCAT6
最大通信速度はCAT5eと変わらず1Gbpsですが、
伝送帯域はCAT5eの倍以上の250MHzとなりました。
一般的な光回線の下り1Gpsに対応し、
現代で一番一般的なカテゴリと言っても良いと思います。

カテゴリ6A (CAT6A)

2009年に認証されたCAT6A
最大通信速度がCAT6の10倍の10Gbpsにまでなり、
伝送帯域もCAT6の倍の500MHzとなりました。
正直、一般家庭ではオーバースペックで、
主に企業など向けのカテゴリになります。

カテゴリ7 (CAT7)

2002年に認証されたCAT7
最大通信速度はCAT6Aと変わらず10Gbpsですが、
伝送帯域はCAT6Aより少し増えて600MHzとなりました。
また、CAT7以降は接地(アース)をしないと
ノイズが出るなど扱いが難しく、
完全に業務向けのものとなります。

後述しますが、市販の一般家庭用CAT7以降のケーブルは
プラグがRJ45なので、本来のCAT7以上の性能を出す事が出来ません。

カテゴリ7A (CAT7A)

CAT7を強化した次世代カテゴリ。
最大通信速度はCAT7の4倍ほどの40Gbpsになり、
伝送帯域はCAT7の1.6倍ほどの1000MHzとなりました。
ですがこちらも完全に業務向けで、
一般家庭には適していません

カテゴリ8 (CAT8)

2019年に認証された次世代カテゴリのCAT8
最大通信速度はCAT7と同じ40Gbpsですが、
伝送帯域はCAT7の倍の2000MHzという
モンスター級のカテゴリです。
ですがこちらもデータセンターなどの
業務向けで、一般家庭では無縁のものです。

LANケーブルの注意点

LANケーブルを買う前に注意しとかなくては
ならないポイントが数点あります。

どんなに高性能なケーブルにしてもルーター以上の性能は出ない

よく、CAT7やCAT8などの
高性能なケーブルに変えれば
通信速度が上がり、ネット環境が快適になると思いがちですが、
実際には、どんなに高性能なケーブルにしても
ルーターの最大Gbps以上の数値
絶対に出ません

例:
ご自宅の環境が一般的な光回線の
下り最大1Gbpsだった場合、
CAT6A(最大10Gbps対応)
ケーブルに変えても1Gbps以上は出ません

どんなに高性能なルーターでもLANケーブルのカテゴリ以上の性能は出ない

先程と逆に、例えどんなに
高性能なルーターをお持ちでも、
LANケーブルのカテゴリが低ければ、
それ以上のGbps出すことは出来ません

例:
ご自宅の環境が
下り最大2Gbpsだった場合、
CAT5(最大100Mbps対応)のケーブルを使用していたら、
絶対に最大100Mbpsまでしか出ません

市販品のCAT7以上は偽物!?

普段、私たちが使うLANケーブルの端子の形って
この形がほとんどだと思います。
これはRJ45というプラグなんですが、
CAT7以上の適切なプラグは
(引用:配信レスキュー様)
ARJ45/GG45/TERAというものになり、RJ45では性能を十分に発揮できないのです。

それでも量販店やECサイトではCAT7以上のものがRJ45プラグで販売されています。
これは本来は規格適合外であり、メーカー独自の基準、解釈によるものになります。
ですので…

CAT7以上の市販ケーブルを購入しても本来のスペックは発揮出来ません。

かずのこ

そもそも現状、
一般家庭でCAT7以上のスペックの
通信環境を作ることが出来ないので、
仮にケーブルが対応していても
オーバースペックになります…

さいごに

LANケーブルのカテゴリ(CAT)についていかがでしたでしょうか。
数字だけ見てもいまいちイメージが湧かないかも知れませんが、
現状、CAT6 or CAT6A のケーブルを買っておけば間違いありません
逆に、CAT7以上のケーブルは現状ほぼ無意味なので買わない方が良いです

上記を踏まえて、あなたにとって一番相応しいLANケーブルに出会えたら嬉しいです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次